- 英単語を覚える
- プログラミングを学ぶ
- 受験勉強をする
などやりたいこと、やらねばならないことがあってもなかなか行動できないときってありますよね。
体調が悪かったり、本当に時間がなかったりするわけでもないのに、なんとなくやる気がでません。
こういう時はその行動に対してこのような質問をしてください。
「○○をすることによってなにが得られますか?」
という質問です。
上記の例を使うと以下のようになります。
- 「英単語を覚えられたらなにが得られますか?」
- 「プログラミングを学ぶことでなにが得られますか?」
- 「受験勉強をすることによってなにが得られますか?」
自分が行動したいと思っているけど、なんとなく面倒くさい行動にこの質問をしてみてください。
どうでしょう?
気持ち良い感覚が出てきませんか?
この質問は行動の背景にある想いに触れます。
行動の背景にある想いに触れるとメラメラした気持ちや、わくわくした気持ちのような前向きな気持ちが出てくる場合があります。
また、気持ちよい感覚や、心地よい感覚が出てくることもあります。
このような気持ちが出てきている状態はモチベーションがあがっている状態に似ています。
つまり、行動の背景にある想いに触れる質問は、意図的にモチベーションがあがっている状態を生み出す質問なんです。
テレビCMもこの仕組みを利用している
セールスの世界では、
「顧客にその商品を買ってもらう前に、買ってから得られることを想像させろ!」
と言いますが、買ってから得られることを想像させてわくわくしてもらうということなんですね。
よく例に出されるのが車のCMです。
運転席からの映像や、すごい自然の中や、かっこいい建物の中を走り抜ける映像をCMに使ったりします。
または、隣には美人の女性、イケメンの男性、値段が高そうな犬とか、かわいい犬とかを使ったりする場合もあります。
そんなCMを見てしまうと無意識にこの車を買ったらそれらが得られるとインプットされてしまいます。
もちろん、その車を買っても、見慣れた通勤路はかわりませんし、急に美人の女性が彼女になるわけではありません。
行動の背景にある想いに触れる質問はその行動について、自分自身に対してCMをするようなものなのです。
著書の紹介

本書で紹介しているフレームワークは
- 目標設定
- モチベーションアップ
- 大きな目標から行動への落とし込み
等に使えます。
非常に柔軟で簡単に使えるフレームワークなので、フレームワークやコーチングに馴染みのない方でも使い易いです。
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