PCやスマホが普及してきて紙がなくても情報を得ることができるようになってきました。
それが進むに連れて紙の需要が少なくなっています。
紙の需要が少なくなるということはDTPデザイナーの需要が減るということです。
そんな傾向の中、DTPからWEBデザイナーへ転向したい人が増えているように感じます。
そんな人へ提案があります。
DTPからWEBデザイナーへ転向するなら簡単なプログラムが書ける方が良い
知っている人は知っていると思うのですが、WEBサイトは基本的にHTMLとCSSを記述し作成されています。
WEBサイトに動きをつけたければjavaScript、jQueryを記述します。
簡単に言うとここまでがWEBデザイナーの領域です。
いわゆる、フロントエンドエンジニアやコーダーと言われる人が担当します。
HTMLはマークアップ言語と呼ばれています。HTMLを装飾するのがCSS、動きをつけるのがjavaScript、jQueryと覚えておきましょう。
javaScript、jQueryはプログラミングの知識を必要とします。
HTML,CSSはプログラミング言語ではありませんが、似たようなものです。
実際にはまったくコーディングをしないWEBデザイナーもいるかもしれませんが、WEBの場合は後工程の人がやりやすいようにデザインをすることも重要です。
後工程の人がやりやすいっていうのはどうやったらわかるようになるのかというと、実際にプログラミング・コーディングができるようになるのが早いです。
つまりDTPからWEBデザイナーへ転向したい人はプログラミングの基礎を理解しておいた方が良いということです。
HTML,CSSはマークアップ言語なのでいわゆるプログラミング言語とは違うのですが、概念は似ているためプログラムを覚えてからやると簡単に感じるはずです。
adobeの製品にjavaScriptが記述できる
DTPデザイナーなら使い慣れているPhotoshop、Illustratorでプログラムの基礎を学ぶことができます。
前置きが長くなりましたが、本記事の提案は
「使い慣れているPhotoshop、Illustratorでプログラムの基礎を学んでみよう!」
という提案です。
意外と知られていませんが、adobeの製品の多くはjavaScriptで自動化できます。
試しに、簡単なPhotoshop用のサンプルコードが当サイトのコンテンツとしてあるので記述してみてください。
Photoshop用のサンプルコード集:PhotoshopのjavaScriptコード集
テキストエディタがあれば記述できます。
関連する書籍も出版しているので簡単な記述に慣れてきたり、プログラミングに興味が湧いてきたら是非、著書をご購入してください。
デザイナーにはなぜかプログラミングに対する苦手意識があるものです。
実はプログラミングってそんなに難しくないです。
やってみて、やっぱり難しかったという話しならわかるのですが、やらずに難しいと判断するのは良くありません。
とりあえずプログラミングをしてから難しいかどうかを判断してください。
プログラミングをしっかりできるようになるとひとりでWEBサービスやアプリを立ち上げたりすることも可能になります。
また、単純にDTPでめんどくさかったことも自動化できるようになります。
そうすると新しい視点ができて、DTPデザイナーとしての株があがるかもしれません。
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