10年間で1000万部以上のビジネス書を売ったプロデューサー長倉顕太さんが、99%の凡人のために”ずる賢く生きる、ずる賢く稼ぐ方法”を公開しているポッドキャスト【長倉顕太の裏・人生哲学「親は100%間違っている」】。
第4回「本の売り上げの9割はタイトルで決まる!」では、長倉流、本のタイトルのつけ方について解説されています。
ビジネス本を売りまくっている長倉さんがどんなことを考え、どんな方法で本のタイトルを決めているのか気になります。
表紙に文字がのったときにどう見えるか?

「本のタイトルをつけるときに何を気をつけている?」
という質問に対して
「本の売り上げの9割以上はタイトルで決まる」
「本の中身を作るのには9割くらい時間とか労力をかけるのに、売り上げが決まるのはタイトル」
とタイトルの重要性を説いた後に、
「表紙に文字がのったときにどう見えるか?」
このことを考え、タイトルをつけるのが重要だとおっしゃる長倉さん。
ただの言葉だけではなく視覚的要素を入れることが重要です。
同じ言葉でも漢字で書く、カタカナで書く、ひらがなで書くのでは印象が違ってきます。
また数字を混ぜたりすることでも印象違ってきます。
例をあげると「こころ」という言葉。
- 心
- こころ
- ココロ
どれも、声に出すと同じですが、ビジュアル的な印象が全然違いますよね。
「かわいい」という言葉も良い例です。
- かわいい
- カワイイ
- 可愛い
ビジュアル的な印象が全然違いますよね。
これらの言葉をどういう風に並べるかによっても印象が変わってきます。
長倉さんが本のタイトルをつけるときに具体的にやっていること
長倉さんが本のタイトルをつけるときに具体的にやっていることは、
- 紙に手書きで文字をのせる
- どの単語を使うか考える
- どういう風に組み合わせるのかを考える
とのことでした。
ギャップとリスク
ビジュアル的要素だけでなく、ギャップとリスクも重要。
「人はギャップに惹かれる」
ということを知っておく必要があります。
例として、「騙されやすい人が成功する」という書籍を紹介されています。
「騙されやすい人って成功しなそう。。。」
とう固定概念があるから、
「騙されやすい人が成功する」
というタイトルはギャップがあるタイトルになります。
本のタイトルにギャップがあることにより、その本を見たときに
「なんでだろう?」
となるわけです。
「なんでだろう?」
となるから手に取って読んでもらえるわけです。
「騙されやすい人が不幸になる」
ではギャップがないということです。
また、親は合ってるという洗脳があるからこそ「親は100%間違っている」というタイトルはギャップになっているんですね。
次はリスクについてです。
「こいつは勝負しているな!」
と思えるタイトルがリスクをとっているタイトル。
「親は100%間違っている」の100%は、断言しているわけですから、それがリスクになるわけです。
タイトルではったりをかますこともリスクを作るのに良いそうです。(はったり=うそではないのでご注意を。はったり=うそと勘違いしている人は→売れる人売れない人の3つの違い)
タイトルで面白いと思ってもらわないと、本は手にとってもらえない。
面白いと思ってもらうためにギャップとリスクを表現できるかが重要になってきます。
これらの考えはポッドキャストとかブログのタイトルにも使える考え方です。
ポッドキャストとかブログのタイトルはかぎかっこをつけるだけでも印象が違ってくるとのこと。
「メリハリ」がつくからです。
こういう何気ない変化に気づく人と気づかない人では結果が変わってきます。
気づかない人はかぎかっこがついているタイトルを見ても
「参考になるな!」
とさえ思わないわけです。
気づける人間とそうでない人間の差は、普段から情報とか言葉についてどれだけ敏感に生きているかだそうです。
どれだけ敏感に生きているかは「奴隷的」に生きているか「自由」かどうかの差であると、主張されています。
奴隷的に生きているやつは言われたことをやるだけです。
だから何も考えてない、だから何も感じれない。
つまり、鈍感なんですね。
鈍感だから工夫されたタイトルを見ても、そのままスルーしていまうわけです。
敏感になるには?
敏感になるには、
「言葉を感じろ!!」
って話です。
言葉を頭で理解しようとするのが間違いです。
頭がそもそも奴隷です。
頭は親、社会などから洗脳されているからです。
言葉を感じれるようになるためには、言葉が面白いって人を勉強するのが良いそうです。
言葉が面白い人って?
まずは小説を読むことを推奨されています。
小説家ということはある程度の表現方法を持っているということです。
こういう人の言葉は面白いわけです。
「ビジネス書を読むよりは小説を読んだ方が良い」
長倉さんはサラリーマン時代に部下にはビジネス書を読むなと言っていたそうです。
ビジネス書を書くためにビジネス書を読んでいたら、ビジネス書のプロが書いた良いビジネス書を越えられない。
凡人は違った視点から入った方が勝てる。という論理です。
私は、今まで何百冊という本を読んできました。
ただ、その中には小説は1冊もありません。
これを機に、小説を読んでみたいと思います。
↓ポッドキャストはyoutube版もあります。動画が見たい方はこちらからどうぞ!↓
公式サイト:http://kentanagakura.com/
※1:本記事は「長倉顕太の裏・人生哲学「親は100%間違っている」」非公式の記事です。個人的に長倉顕太さんの動画やポッドキャストをよく拝見しており、応援したいと思い、この記事をポストすることにしました。
※2:記事のサムネイル・記事内の画像は長倉顕太さんとは関係ありません。
お問い合わせ・問題報告等はこちら。
コメントの書き込み