Photoshopで開いているドキュメント数を確認するjavaScriptを紹介します。
私は、開いているドキュメントを全て閉じたいときによく使用します。
この記事の後半でその方法にも触れます。
サンプルコード1
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doc_count = documents.length; alert("開かれているドキュメントの数は"+doc_count+"個です"); |
開かれているドキュメント数を確認するにはdocuments.lengthと記述します。
注意することは「documents」には複数形の「s」が付いていることです。
変数に代入せずに記述しても良いでしょう。
サンプルコード2のように記述した方がコードが短くて済みます。
お好みで使い分けてください。
サンプルコード2
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alert("開かれているドキュメントの数は"+documents.length+"個です"); |
冒頭で、開いているドキュメントを全て閉じるときに使用すると書きました。
応用としてその方法も紹介しておきます。
サンプルコード3は、documents.lengthの数が0より大きい限りはwhile文を繰り返すという意味です。
activeDocument.close(SaveOptions.DONOTSAVECHANGES);の部分で、開いているドキュメントを1つ、保存せずに閉じています。
documents.lengthとは開かれているドキュメントの数ですので1回whileを回すごとに1個ずつdocuments.lengthの数が減っていきます。
つまり、最後のひとつのドキュメントを閉じたらwhile文を抜けることになります。
while文を抜けるまではactiveDocument.close(SaveOptions.DONOTSAVECHANGES);が繰り返させるわけですので、開いているドキュメントが全て閉じられるということになります。
サンプルコード3
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while (documents.length > 0){ activeDocument.close(SaveOptions.DONOTSAVECHANGES); } |
また、activeDocument.closeのパラメータはいくつか指定できます。
保存しない場合は、
SaveOptions.DONOTSAVECHANGES
変更があった場合は保存する場合は
SaveOptions.SAVECHANGES
確認する場合は
SaveOptions.PROMPTTOSAVECHANGES
以上のパラメータを指定することができますので適宜使い分けてください。
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