Photoshopの新規書類作成をjavaScriptで実行する方法を紹介します。
新規書類を作成する場合は、単位も設定したほうが良いのでその方法についても紹介します。
サンプルコード1
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documents.add(210,297); |
documents.addを使用して、新規書類を作成できます。
サンプルコード1では()内にはサイズを入力しています。
サイズ以外にもいろんな情報を入力することができます。
ちなみにパラメータは9つあり、指定する順番も決まっています。
- 横幅
- 縦幅
- 解像度
- ドキュメント名
- カラーモード
- 初期のカンバスカラー
- ピクセルの縦横比
- 色深度
- カラープロファイル名
新規ドキュメントを横幅100、縦幅200、解像度350、ドキュメント名サンプルと指定したい場合は、サンプルコード2のようにします。
サンプルコード2
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documents.add(210,297,350,"サンプル"); |
サイズの単位はweb関連ならピクセルを指定する場合が多いですし、印刷関連の場合はミリを指定する場合が多いかと思います。
単位を設定する場合は
preferences.rulerUnits = Units.○○;
と記述します。
サンプルコード3
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preferences.rulerUnits = Units.MM; documents.add(210,297); |
サンプルコード3では新規書類の単位をミリに設定しています。
単位を設定するにはpreferences.rulerUnitsに以下の値を設定します。
Units.CM
Units.INCHES
Units.MM
Units.PERCENT
Units.PICAS
Units.PIXELS
Units.POINTS
サンプルコード4
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preferences.rulerUnits = Units.PIXELS; documents.add(960,1000); |
ピクセルにしたい場合は、サンプルコード4のように記述します。
どの単位に設定されているか確認したい場合はサンプルコード5のように記述します。
サンプルコード5
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preferences.rulerUnits = Units.PIXELS; documents.add(960,1000); unit = preferences.rulerUnits; alert(unit); |
このように記述することで単位の設定がどのようになっているかを確認することができます。
もっとシンプルに記述したい場合は、サンプルコード6のように
alert(preferences.rulerUnits);
と記述しても良いでしょう。
サンプルコード6
1 2 3 4 |
preferences.rulerUnits = Units.PIXELS; documents.add(960,1000); alert(preferences.rulerUnits); |
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